猫のしっぽが可愛すぎるだけではない件
猫の尻尾って・・・
なんであんなにかわいいんでしょう・・・。
長い尻尾。短い尻尾。
太いしっぽ。細いしっぽ。
根元からつかんでフサ~~~~ってやりたいのは私だけではないはず・・・。
クネクネと自由自在に動くあの尻尾は、
なにでできているんだろう。と考えることはありませんか?
実は猫のしっぽは6つの筋肉と骨でできています。
軟骨や海綿体ではありません。(笑)
人間のひざ下から足首までについている筋肉より一つ少ないくらいです。
あんなに細いのに!
筋肉マニアの方のために説明しますと、
内背側仙尾筋(上、斜め上に持ち上げる)
外背側仙尾筋(内背側仙尾筋、尾横突間筋が損傷したとき代わりに働く)
尾横突間筋(横に曲げる、くねりを生み出す)
直腸尾筋(下に引きこむ。けんかに負けたオス猫のしっぽを巻き込む動作はこの筋肉)
外腹側仙尾筋(下、斜め下にさげる)
内腹側仙尾筋(直腸尾筋、外腹側仙尾筋の代わりになる)
これらの人間にはない尾椎という8つの骨についています。
尾椎には尾骨神経がついていて、体の方の骨盤神経や下腹神経など重要な神経とつながっています。
猫の尻尾を強く引っ張ってはいけない、というのはそういった大事な神経につながっているからです。
腰椎ヘルニアや頸椎ヘルニアなどをお持ちの方、神経を引っ張られるだなんていかに恐ろしいかお分かりのことでしょう・・・。
猫のしっぽはただ可愛いだけでなくとても大事な神経が通っているのでみなさん本当に大事にしてあげてください。
ではなぜそんな大事な神経を持っているしっぽをわざわざむき出しにしているかというと、
いくつかの役割があるからです。
代表的な役割としては
「バランスをとる」
「暖をとる」
「マーキングをする」
という3点があります。
バランスをとるとマーキングをする、は猫飼いにはなんとなくわかりますがマフラーのように使うことで暖を取ることもできるなんて・・・。
ますます尻尾が魅力的に見えます・・・!
猫は元々エジプトで家畜化されたので寒いところは苦手ですものね。
筋肉が多いと体温が高いので尻尾ってものすごく暖かいのかも。。。
ちなみに私はこういうぶっといしっぽが好きですが皆さんはどんな尻尾が好きですか?
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